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木星の観測

仙台も7月26日頃に梅雨明けしました。
肌寒い梅雨の時期とは一変して猛暑が続いています。
そんな中、天候に恵まれれば1.3mひとみ望遠鏡が大活躍しています。

明け方03時頃観測終了となるのですが
東の空から大好きな天体・木星が上ってくるので仮眠も出来ません。
木星は、冬の星座のおうし座を移動中。
明るさマイナス2.2等級で輝く木星がなんとなく目立たないのです。
それもそのはず、その下の方にはマイナス4.4等級で輝く金星がありますから。


さて、木星表面では異変が進行中なのです。
それでは写真を見ていただきましょう。


20120731.jpg観測可能な高度が低いため地平線近くの乱れた気流の影響を受けてしまいます。
上段の写真は、気流状態が悪い中撮影しましたがボケボケとなったしまいました。
中央右上で見えているのが大赤斑。
そして、中央より下のほうで幅広い縞模様として見えているのが異変なのです。
このようになったのは、木星が太陽に向こう側になった合の時期なので
詳しいことはわかっていません。
中段の写真で、その複雑な様相が良くわかります。
さらに模様のコントラストを上げようとして、白黒カメラでも撮影(下段)してみました。
気流状態もよかったものですから
木星面の複雑な模様を捉えることに成功しました。


以上のように、観測シーズン始まったばかりですが木星から目が離せない状況となっています。


小石川正弘