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いよいよ金星の太陽面通過

5月21日の金環日食、仙台では天候にも恵まれ
ご覧になった方も多いことと思います。
そして、今度は金星の太陽面通過と言う現象が待っています。
6月6日水曜日、金星が内合となります。

太陽と地球の間に金星が入り込んで来るのです。
そう、金環食は月でした。

今度は金星となりますが、地球から見たときの大きさは小さすぎます。
金星の視直径は57.8秒角、目の良い人は肉眼で見える大きさとなりますが・・・
金環食観察で使用した日食メガネでチャレンジしてみてはいかがでしょう。

絶対に裸眼で見てはいけません!

仙台での潜入開始時刻は07時10分過ぎ。
それから6時間37分もかかる天文ショーとなります。
天文台では太陽望遠鏡の映像で現象を確認できますから
天候がよければ是非見学に来てください。
これを見逃しますと105年後の天体ショーとなってしまいますよ。

太陽に近づく金星を1.3mひとみ望遠鏡で撮像してみました。
今まで使用していたナスミス分光焦点では
観測用カメラからはみ出てしまうので、
焦点郷里が半分となるナスミス眼視焦点を使用しました。
また、太陽が近いので散乱光を防ぐ目的で赤外フィルターを使用しました。
その画像を見ていただきましょう。

kinsei20120524_1.3mVeIR3.jpg

実にきれいな姿をしていますね。
金環食を思い出してしまいます。
これから金星はどんどん太陽に接近していきますから
1.3mひとみ望遠鏡での撮像は困難となるでしょう。

小石川正弘