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天体観測ガイド 「5/21 金環日食(仙台では部分日食)」

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仙台での見え方日食のしくみ観察する時の注意観察方法役立つ情報


 

関東地方や中部、近畿、九州、四国の一部地域では金環日食を見ることができます。

仙台では、太陽が欠け始める「食の始め」は午前6時23分。時間とともに徐々に欠けていき、午前7時40分には「食の最大」を迎え、太陽の9割以上が月に隠れます。
午前9時9分には「食の終わり」を迎えますが、約2時間半にわたって日食を観察することができます。

※欠けるとはいえ、太陽の観察には危険が伴います。「観察する時の注意」を守って、安全に楽しく観察しましょう。

 

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 ※仙台市天文台では当日、特別観察会「日食をみよう」を開催します。


仙台での見え方日食のしくみ観察する時の注意観察方法役立つ情報


 

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日食とは、太陽が月に隠されてしまう現象のことです。太陽がすべて隠されてしまう場合は「皆既日食」、太陽がリング状に残って見える場合を「金環日食」と呼んでいます。
月が地球の周りを回る軌道は少し傾いているため、太陽・月・地球の順に一直線に並んだときにしか起こりません。
太陽と月は地球から見た見かけの大きさがほぼ同じですが、月と地球との距離は一定ではないためにそれぞれ見かけの大きさが変化します。今回の日食では太陽より月の方が見かけの大きさが小さいため、太陽を隠しきれず、「金環日食」となります。

 

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             皆既日食                        金環日食

 

日食は、宇宙空間に伸びた月の影が地球に落ちている部分だけで見ることが出来ます。

今回は、その影が日本列島を通っており、全国で日食が見られます。

影には濃い「本影」と薄い「半影」があり、本影が落ちている地域では「金環日食」、半影が落ちている地域では「部分日食」となります。

次回、日本で金環日食が見られるのは18年後の2030年、地域は北海道となります。

 

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仙台での見え方日食のしくみ観察する時の注意観察方法役立つ情報



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太陽を直接目で眺めると、「日食網膜症」という目の障害が起きたり、「失明」する可能性があります。過去の日食でも、危険な観察をしたために、網膜が傷ついた等の事例が複数報告されています。太陽の光はとても強く、目に有害な光も混ざっています。また、わずかな時間であっても目を傷つけてしまう可能性があります。必ず日食グラスを使ったり、ピンホールで投影するなど、正しい方法で観察を行ってください。

日食グラスの代用として、サングラスや下敷き、ススを付けたガラス、カメラのフィルム、カメラ用のND(減光)フィルター等を使うことは大変危険です。ほんのわずかな時間でも、太陽の光で角膜や網膜を傷つけてしまう可能性があります。

 

※日食網膜症
不適切な方法による日食観察で起こる目の障害の総称。一過性で軽快する例から永続的な視力低下に至る例まであります。観察直後は異常がなくても、数時間後に目が痛む、視野の真ん中に影が生じる、ものが歪んでみる、視力が低下するといった症状が出ることもあります。
(日本天文協議会・日本眼科学会・日本眼科医会の資料より抜粋)


 

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仙台で日食が起こるのは6時23分から9時9分です。最も太陽が欠けるのは7時40分ごろで、登校時間や出勤時間に当たります。登校・出勤途中、興味が赴くままに太陽を観察しようとすると、目を傷めてしまうだけでなく、交通事故などにあう危険性も高くなります。車が多い道路や駐車場などでの観察はとても危険です。

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仙台での見え方日食のしくみ観察する時の注意観察方法役立つ情報


 

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今回の日食では、太陽はすべて隠されません。ほとんどが隠されてしまってもまぶしく、じかに目で見るのはとても危険です。正しい方法で、安全に観察しましょう。

 

 

☆ピンホールや木もれ日で観察しよう!

 

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                 ピンホール                          木もれ日

紙に押しピンなどで小さな穴を開けて、太陽の光を通して地面などに映して見ると、太陽の形がそのまま映ります。好きな形や文字の形に穴を開けて投影するとより楽しめます。お菓子の包装に使われている筒や、うちわに穴を開けてもよいでしょう。同じ原理で、木もれ日も小さな隙間から太陽の光が通って地面に映るため、太陽と同じ形になります。映った太陽の様子を写真で撮影すると、わかりやすい記録を取ることが出来ます。

◎ピンホールの最適な穴の大きさは?

穴の大きさによって、出来る像の明るさや大きさ、ピントが合う距離も変わってきます。

色々な穴の大きさを試してみてください。

●ピンホール作成のめやす

穴の大きさ     投影位置までの距離  

1.5mm         およそ  1m

 5mm          およそ 10m

 

 

☆ 日食の時の周りの変化を観察してみよう!

 

日食によって、気温や周囲の明るさ、風向き、雲の様子など変化が起こる可能性があります。ただし、曇ってしまった場合には変化を読み取るのは難しいでしょう。
気温などの環境の変化以外にも、教室にいる金魚や飼っているうさぎなどの近くにいる動物を観察してみると、何か変化が起こるかもしれません。

 

☆ 日食グラスを使う

 

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日食グラスは太陽を見るために作られた特別なメガネで、太陽から出ている目に有害な光をカットするように作られています。フィルターの部分を目に当てて、太陽の光がじかに目に当たらないようにしながら眺めてください。ただし、長時間の使用は危険です。連続でも1分以内とし、休みながら観察するようにしましょう。目に違和感を感じた場合はただちに観察をやめてください。また、うす雲がかかった場合でも、直接見るのは大変危険ですので、必ず日食グラスを使ってください。

※日食グラスは使用する前にフィルターに傷がないかどうかなど、不具合がないかどうか必ずチェックしてください。

 

☆ 望遠鏡に太陽投影板をつけて観察

 

9.jpg屈折望遠鏡と太陽投影板がある場合、正しい使い方をすれば、安全に太陽を観察することが出来ます。
望遠鏡を直接のぞくと、太陽の光は大変強い上にレンズで光が集められているため、目が焼けてしまいます。絶対に止めてください。望遠鏡と投影板の間は太陽の光が集められていて危険なので、顔を入れたりしないように注意してください。

※望遠鏡の使い方に慣れていない場合はお勧めしません。

 

  

☆インターネットで中継を見る

 

全国的に観察できる現象のため、科学館や博物館などで太陽の様子をインターネット中継している場合があります。天候が悪い場合でも、晴れている場所からの中継で観察することが出来ます。
仙台市天文台でも、太陽望遠鏡で観測しているリアルタイムの画像や、金環日食が見られる地域からの映像を配信する予定です。

 


仙台での見え方日食のしくみ観察する時の注意観察方法役立つ情報


 

☆観察に役立つ情報Webサイト・テキスト

◎日食の情報を知る!

  ●国立天文台の金環日食サイト
    日食の概要から観察の仕方、教育関係者向けの情報もあり。

  ●2012年金環日食日本委員会 日食を安全に観測しよう
    日食の概要はもちろん、小中学校で観察するためのテキストもあり。

◎日食観察キャンペーンに参加する!

  ●みんなで金環日食マップをつくろう!
    金環日食が見られる地域とそうでない地域の境目はどこか、携帯電話で報告しよう!

  ●日食観測隊2012
    日食観測隊を作って登録し、写真やコメントを登録しよう!

  ●ソラミンゴプロジェクト~日食観望会を全国に!~
    学校での日食観望会を応援してくれます!

  ●日食観測学習
    小中学校で気象観測した結果を報告しよう!

 


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