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火星接近

3月6日が火星再接近の日でした

再接近といっても距離は1億キロ以上も離れていますから小接近。
あかるい火星を見ると、ついつい望遠鏡を向けてしまいます。
今まで何度となく1.3mひとみ望遠鏡を向けては見ましたが、
気流が悪く模様すらわからない日がほとんどでした。
しかし、3月3日夜は違っていました。
昼間の金星観測で「今夜は絶対良く見えるぞ!」と確信できるくらい気流は安定していました。

21時過ぎからナスミス分光直焦点で撮像観測開始。
モニター画面に映し出された火星面には、模様は良く見えていました。
取得した画像の中からよいものを選んで処理した姿を見ていただきましょう。

 

20120306.jpg下方には北極冠が見えていますし
その左上方にはアキダリアの海が黒々と見えています。
さらに上方には(南半球となります)太陽湖付近の模様を確認できますし、
いたるところに白雲が発生しています。
中でも右側縁に近いところのものは見事です。

これから土曜日夜の観望会では、火星観察の絶好機となります。
良い気流に恵まれることを祈っています。

 

小石川正弘