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昼間の水星と金星

3月1日、1.3mひとみ望遠鏡を金星に向けてみたら割合気流が安定して良く見えていました。
何気なく天体導入画面を見たら、その西側にある水星に眼がとまりました。

よし、久しぶりに水星の撮影にチャレンジしてみようとなりました。
でも、ひとみ望遠鏡内に物凄いばかりの太陽光を入れるわけにはいきません。
観測ドームのスリットを狭めて撮影することにしたのです。
眼で見ても半月状の姿を確認、撮影装置を取り付けて撮影成功!
そして、比較のためにさらに東側で輝いている金星を同じ条件で撮影しておきました。

 


HP20120301.jpg撮影日の両惑星の天文データは
水星の明るさは-0.8等、視直径6.5秒、輝面比0.65.
金星の明るさは-4.2等、視直径18.4秒、輝面比0.64.
となっています。
輝面比を見てください。
ほぼ同じですね。
金星の姿を約1/3にすると水星の姿となり、
写真でも縦長になっている様子がわかります。
水星は、太陽から一番離れる東方最大離隔は3月5日で17度ほど。
夕方の西空に眼で見つける良いチャンスです。


昼間の望遠鏡案内を利用しますと晴天であれば
金星の姿をひとみ望遠鏡で見ることが出来ます。
 
小石川正弘