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やっと念願の・・・

夕方の空でひときわ明るく輝く金星。
望遠鏡で観察しても大変かすかな表面模様しか見ることは出来ません。
その模様を記録したい!
その夢を託したのが1.3mひとみ望遠鏡でした。

普通のビデオカメラで撮影したのでは模様は写りません。
そのために短波長のフィルターを何枚か用意しました。
紫外域のUVフィルター、可視光に近いGフィルター、赤外に近いCH4メタンフィルターです。
カメラは、最近発売されたDMK21AU618産業用白黒カメラ。
準備は整いました。
そして2月22日、そこそこの気流条件がめぐってきました。
上記3枚のフィルターを使いビデオ撮像開始。
紫外域のビデオでは表面模様が確実に捉えることができました。
それらの画像をレジスタックスで画像処理。
さらにその三色の画像をステライメージでRGB合成作業を行い、
仕上げはフォトショップを使用しました。
詳しいことは省きますが、
カラー化されたそのときの金星の姿を見ていただきましょう。

 

Ve-12-02-22-MeGUV3.jpg眼で見たときとは異質な姿ですが、
薄い緑色に見えるところ見事模様をキャッチ出来ました。
この姿が長年追い続けてきた念願の金星像なのです。

 

小石川正弘

撮影時刻:2月22日16時35分頃
撮影機材:1.3 m ひとみ望遠鏡 ナスミス分光直焦点