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天体観測ガイド「Elenin彗星(C/2010 X1)」

Elenin彗星とは)

2010年12月10日にロシア人のアマチュア天文家Leonid Elenin氏によって発見され、
日本語では「エレーニン彗星」または「エレイン彗星」とよばれています。

約1万年の周期で太陽の周りをまわる長周期彗星で、太陽にもっとも近づく点(近日点)を通過する日が、今年の9月上旬と予想されています。
また、地球にもっとも近づくのは、今年の10月16日頃で、その距離は約3,400万kmと、月と地球の距離の100倍ほど遠く離れています。
大きさについては、他の多くの彗星と変わらず10km以下と考えられています。

 

観察について)

8月~9月の空では太陽近傍に見えているため日の出や夕暮れ前後でも観測は難しいでしょう。
10月からは、初旬に明け方の東の空に見えるのを皮切りに、中旬~下旬にかけて真夜中から明け方まで観測することができるようです。

しかし、10月12日の満月を過ぎたあたりからは、月明かりの影響を受けるようになります。

10月20日から21日にかけては、月がすぐそばにあるので、観測条件が悪くなります。

明るくなったときでも6~7等級と肉眼での観察は難しいので、双眼鏡を使って観測するとよいでしょう。

 

 

2010X1.jpg

株式会社アストロアーツ ステラナビゲータVer.8で作成

 

※日付のとなりの数字は彗星の予想等級を表しています。

※彗星は点光源の恒星とちがって広がりをもった姿をしているので、同じ等級の恒星よりもずっと暗く感じられます。