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梅雨明けも早く

仙台の梅雨は、7月11日という異常なほど早く明けてしまいました。
そうなるといろいろな天体の観測が待ち受けています。
中でも明け方の東天で輝く木星から眼が離せません。

昨シーズンは、南赤道縞が消失してしまい、
しまりのない縞模様となっていました。
しかし、観測不可能な太陽の方向で、その縞模様は復活してしまいました。
さらに木星面の名所である大赤斑は、
縞模様に取り込まれた状態で観測されたのです。
7月13日明け方、割合好条件の中で木星を観測できました。
その画像を見ていただきましょう。


HP20110712Ju.jpg中央上に見えている楕円形の模様が大赤斑です。
数本の縞模様に取り囲まれているのがわかります。
その下で大変目立つ縞模様は北赤道縞で
中央付近には細長い暗斑が際立っています。
いろいろな模様は見えていますが、このときの最大の収穫は
左下に見えている第Ⅲ衛星ガニメデの表面模様をキャッチできたことです。
ただし、木星の明るさとガニメデの明るさが違うため、
ガニメデだけを処理したものを後からはめ込んであります。
今までに何度と無くチャレンジしてきましたが、
これだけきれいに撮れたのは初めてです!

木星観測はこれからがシーズンです。
残りのガリレオ衛星の表面模様の撮影にチャレンジして見ることにしましょう。

 

小石川正弘