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りょうけん座の銀河M51に超新星出現!

3日夜、気流もちょっと安定していたので土星観測を行っていましたら
観測仲間の大崎パレット職員・遊佐徹さんより電話がありました。

それは「りょうけん座の銀河M51に超新星が発見されました」
と言うものでした。
この超新星は、外国の観測者によって6月2日の00時52分(世界時)に発見されたものです。

 

こんなときに限って1.3mは震災被害で動きません。
急いで31cm反射望遠鏡に取り付けてあった惑星撮像システムを外し、
望遠鏡をコンピュータ制御に切り替え、直焦点撮影システムを取り付け、
東天に見えているベガで焦点合わせ。
早速、天体導入画面上でM51をクリック。
軽快な音を立ててM51目指して動いていきます。
天体導入を確認してカメラ専用のコントローラーで露出時間をセットし
10コマ連続撮影を設定し撮影をスタート。
これだけで勝手に撮影を続けていきますから終わるまで暇です。
ただし、透明度が悪く出来上がる画像が心配でした。

 

さて、翌日画像処理を行った画像から超新星を確認。

 


20110604_M51SN.jpg

 

案の定、透明度が悪いために6枚コンポジットしても良くありませんでした。
4月6日(右)にも撮影していたので比較してみました。
6日の画像の中にいれてある数字は、赤い光での星の明るさです。
超新星は2本の線で示してあり、M51銀河の腕の中に出現しました。
明るさ的には14.5等程度でしょうか。
この超新星は、4日12時現在で確定番号はついていません。

 

発見されて間もないこの超新星、これからどのような変化を見せてくれるのでしょうか。

 

 

小石川正弘