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カラーによるM51超新星 

最近、入梅前の良い天気が続きました。
夕方からの土星観測、明け方の木星観測・・・
その間は休みとはなりません。

31cm用にと冷却CCDカメラを用意したものですから
テスト観測目的でいろいろな天体の撮影を行っているのです。
もちろん白黒カメラですからカラーにするためには、
三色(赤青緑)合成をしなければなりません。

15日夜の土星観測後です。
冷却CCDカメラを取り付けて三色合成用の撮影を開始。
目的天体は超新星が出ているりょうけん座のM51。
各色とも露出を何段階か変えて撮影しました。
しかし、南東の空には、ほぼ満月近い月が煌々と輝いています。
月明かりの影響も考えなければなりません。
撮影できた三色画像から適当に選び出して合成した写真を見ていただきましょう。


 

M51RBG20110617.jpg

 

 まだテスト段階ですから、ダークやフラット補正は一切行っていませんので
周辺減光など目立つ画像となってしまいました。
それでもそこそこのカラー合成写真が出来上がったと思います。
また、月明かりの影響で星雲の詳しいところや暗い星までは写りませんでした。
超新星の明るさは、周りの比較星から12.7等前後でしょうか。

これから行う作業としては、良いダークとフラット画像を取得して
きれいな三色画像を取得することです。

 

小石川正弘