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天文Q&A.016 月が大きく見えるときがあるのはなぜ?

Q.016 月が大きく見えるときがあるのはなぜ?

A.016

地平線近くの空の低い場所に月が見えている時、
普段よりも月が大きく見えることがありますが、
月の見かけの大きさが1日の中で大きく変わることはありません。
目の錯覚です。

 

地平線に近いと、近くに山や建物などの風景が目に入り、
それと比べて大きく感じてしまうことがあると言われています。
それも、月が高く昇ればいつもと同じ大きさに見えてくるのです。
なぜ、錯覚が起きるかはよく分かっていません。
太陽も同様に大きく見えることがありますが、同じ理由です。

 

月は、地球の周りを楕円の形に回っています。
月と地球との距離は平均して約38万㎞ですが、近い時には約35万㎞、
遠い時には約40万㎞となり、約5万㎞の差があります。
月の大きさも見かけ1割程度は変化しますが、肉眼ではほとんど気がつきません。

 

月の大きさは、手を伸ばして持った5円玉の穴の大きさとほぼ同じです。
大きく見えるときも、小さく見えるときも同じように穴の中に月が収まります。
ぜひ、試してみてください。