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木星面 南赤道縞撹乱 その後

木星面で特異な現象が発生しているのですが、良い観測条件に恵まれていません。

1.3-m大型望遠鏡でメタンバンドなどによる観測なども行ってみたいのですが・・・
悪気流ばかりで、縞模様の存在くらいしかわかりません。
大きな望遠鏡ではダメとなれば、自宅の31cm反射望遠鏡の登場です。

11月24日20時頃に南赤道縞撹乱が見えることはわかっていました。
帰宅後、観測の準備をしてその時間を待ちましたが、
南西からどんどん雲が押し寄せてきましたが、その合間から10カットほど撮影できました。
その中で一番よいものをご紹介しましょう。
よいものといってもボケボケの木星像ですが。

20101124.jpg一番目立つ模様は茶色の縞模様の北赤道縞。
そして黄色の線で示した場所が南赤道縞撹乱です。
前回ご紹介したのは11月17日です。
それから7日ほど経っていますが、どんどん右側の方に発達していますね。
その付近が南赤道縞の南組織であると推測しています。
今まで出現した撹乱と比較すると、ちょっと活動が鈍いようです。
また、この画像ではわかりませんが、暗い柱の下の部分が南赤道縞北組織。
その付近での撹乱活動が目立ちません。
もしかすると、別の場所で撹乱が発生するかもしれません。
これからの変化に注目です!

小石川正弘