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続報 木星面の南赤道縞撹乱

17日夕方、国立天文台の渡部潤一さんも交えての観望会となりました。
もちろん1.3-mを使用して木星を見たり、1.3-mの口径を生かした月投影を楽しんだり、
夕方頃に見られる天体をたくさん見ることが出来ました。
観望会終了間際、再度見た木星面は気流状態も割合落ち着き、
表面模様もそこそこ見ることが出来ました。

18時過ぎ、自宅に戻り愛用の望遠鏡に木星を導入、
しかし、天文台で見たときよりも気流は悪くなっていました。
モニター画面に浮かび上がる模様を見てビックリ!
なんと南赤道縞撹乱に伴う暗柱が見えているではありませんか。
早速、撮像開始。
時間を空けて10数カットほど撮ったところで、気流はどんどん悪くなり観測終了。
それでは、その中でも一番よい画像を見ていただきましょう。

 

20101117_Ju08D3-20.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大まかな模様の名称も入れてありますので参考にしてください。
青い線2本で示したところが南赤道縞撹乱部分となります。
発生から8日ほど経っていますが、なかなか発達してくれません。
勢力が弱いのでしょうか、今まで見た撹乱とはちょっと違います。
暗柱の上の撹乱模様は右側にどんどん進んでいきます。
そして、暗柱の下側の撹乱模様は左側に進んでいくのですが、
今回はその兆候はまだ見られません。
また、その周りの白斑の輝きも鈍いようです。
仮説ですが、南赤道縞が淡化してすぐの撹乱なので勢力も弱いのではと考えています。
今後の変化に注目したいと思います。
(データは画像の中)

 

小石川正弘