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続報 ハートレイ彗星<3>

3連休の中日、天文台も大変にぎわいました。
天候も午前中から晴れ始め、天高く・・・の言葉通り
大変澄み切った空となりました。

澄み切った空で月明かりも無いとなると観測目標の天体は。
もちろん地球に接近中のハートレイ彗星しかありません。

雲の切れ間を狙っていろいろな天体を撮影していきましたが、
どんどん雲は増すばかりです。

結局、ハートレイ彗星を撮影出来たのは、
日が変わった11日の02時頃となってしまいました。

 

101011_0103P.jpg1.3mに同架されている高感度ビデオカメラの視野の中にはぼんやりとしたハートレイ彗星が映し出されていました。
明らかに前の観測よりは明るくなっています。
今までの経験により、明るさを6等前後と見ました。
光害の無いところであれば口径3~4cm程度の双眼鏡でも見えるでしょう。

 さて、1.3mで撮影した画像を見ていただきます。
V画像を撮影していたときに雲が入ってしまい
その後に撮影したものを使用していますので、B画像とV画像の間が離れてしまいました。
7日の画像と比較してみると右下の方向にうっすらと尾が伸びているようです。
しかし、1.3mの視野の狭さではでどれくらいまで尾が伸びているのかわかりません。
光害の無い場所で、F値の明るい望遠レンズなどを使って見なければなりません。
連休中、遠征観測に出かけているアマチュアも多いことでしょう。
その成果に期待しています。


小石川正弘

 

 

 

撮影データ

2010年10月11日 R:03h44m ~ 240秒露出
        B:03h55m ~ 290秒露出
        V:04h14m ~ 260秒露出

撮影機材:1.3m反射望遠鏡カセグレン焦点 F5
          冷却CCDカメラ 冷却温度 -84℃

観 測 者:小石川正弘