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1.3m望遠鏡による木星撮像

1.3m望遠鏡設置以来、惑星観測の難しさを痛感してきました。
最大の要因は「気流状態」です。

今までにいろいろなことを試してきました。
デジカメでもチャレンジしてみましたが、
どうも気に入った仕上がりがえられません。
現在は、フィルターを使用した単波長観測が主となっています。
しかし、市民の皆様方に単波長の白黒写真をご紹介しても
内容的に難しくなってしまいます。
やはり色がついたカラー画像でご紹介することが大事ではとなりました。
いろいろと考えた末、31cm惑星用望遠鏡に使用している撮像システムを
使用することにしたのです。
もちろん大気分散による色ずれ補正プリズムも使用することにしました。

それではそのシステムで撮像し画像処理した木星を見ていただきましょう。

 

20101011Ju_1.3mNSF-HP.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気流状態は最良を10とすると2~3程度の条件でしたから良くありません。
えられた画像900フレームをレジスタックと言うフリーソフトで処理し
さらにフォトショップにて色調整などを行いました。
そこそこ模様は出ていますが、細部模様まではまだまだです。
気流状態が悪いので1.3mの性能の1割も出してはいないでしょう。
しかし、なんとなく見えている模様の「裏」には
物凄い微細な模様が隠れているように見えます。
それを引き出すためにも、気流状態5以上に巡り合わないと・・・
これからも条件の許す限り継続観測を続けていきたいと思っています。
そしてえられた画像はどんどんホームページ上で公表していくことにしましょう。


小石川正弘