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日中は暑い毎日が続いていますが、夜間になりますと秋の虫も鳴き始めました。
虫の音を聞きながら愛用の望遠鏡で木星観測を継続しています。
気流の状態が良いときには天文台の1.3mでも観測を行っていますが、
22日未明に今までで一番の良い気流状態にめぐり合うことが出来ました。
そのときに持参した撮像用のカメラをナスミス分光焦点に取り付けて撮像しました。
画像処理した木星を見ていただきましょう。
一番良い気流状態といっても、
光量たっぷりある木星ですから、実にさまざまな色合いが再現されています。
特に一番濃い縞模様の北赤道縞から上の明るい部分の淡い模様の再現は素晴らしいものです。
これでもっともっと気流が良くなればとも思いました。
最近はカラー撮影と並行して、月・惑星用冷却CCDカメラを使用し、
メタンバンドと紫外域の単波長観測を重点的に行っています。
21日、観測仲間から大変な観測情報がもたらされました。
それは、国内の天文アマチュアが木星観測中に表面上に光点を観測したと言うものでした。
見えている時間も2秒弱と言う短い現象です。
これと同じような現象が6月にも観測されていました。
光点出現後、追跡観測が行われましたがこれと言った変化は見られませんでした。
そのとき、私は何をしていたかと言いますと雲に阻まれて観測中断中!
開始したのが現象4分後だったのです。
その時の画像を見ていただきましょう。
黄色い矢印の先に光点が見られました。
小石川正弘