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続報 マックノート彗星

観測条件がよくなってきたマックノート彗星。
世界各地で素晴らしい姿が撮影され始めました。

6月6日、1.3m大型望遠鏡で撮影した写真をホームページに載せましたら
観測者の仲間からも反響がありました。
強調しすぎない画像処理を行っていますので階調豊かに再現されます。
それもデジタル写真の進歩のお陰でしょう。
一昔前はフィルムで撮影していたわけで、その結果は現像してみないとわかりませんでした。
でも今は、コンピュータさえあればすぐにでも結果がわかってしまいます。
便利になったものです。

 

さて、7日早朝にもマックノート彗星を観測できました。
1.3mに同架してある高感度カメラで、明るさを測定してみたら6.5等前後となりました。
肉眼で見るのはちょっと難しそうですから双眼鏡などを活用してみてください。

観測室内から7倍50mm双眼鏡で観察してみたら、かすかな姿をキャッチできました。
1.3m大型望遠鏡は、マックノート彗星の姿を自動撮影されるようにセットしておきました。
それを基にしてちょっと強めの画像処理を行った姿を見ていただきましょう。
今回は、カメラを回転させて尾の方向に合わせてみました。

 

CK09R010_R60s10comp_100606a.jpg6日の姿と比較してみてください。(気になる天体を参照
そして、淡いながらも彗星の尾の複雑な様子が良くわかることでしょう。
さらに、光学システムをナスミス眼視焦点に変更し、デジカメを取り付けて撮影してみました。

 

CK09R010_20100607_6comp.jpg右上の方に淡い尾が伸びています。
なんといっても中央集光が大変強いことなどもわかりまし、
彗星特有の緑色の色調が見事です。


これからマックノート彗星がどのような変化を見せてくれるのか
大変楽しみになってきましたが心配なのが入梅です。
せめて月末まで天候がそこそこ良いこと願っています。

小石川正弘


■撮影データ


撮影日時:6月7日02時08分から26分間の60秒露出10コマ合成
撮影機材:1.3mカセグレン焦点F5 冷却CCDカメラ Rフィルター使用
        ステライメージとフォトショップにて画像処理


撮影日時:6月7日02時09分頃
撮影機材:1.3mナスミス眼視焦点 キヤノンイオス5D ISO1000 露出30秒 6枚合成
       ステライメージとフォトショップにて画像処理

撮影者:小石川正弘