天体観測

天文観測の最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

シミュレータ

天文観測内を検索

土星

新月の時期に大型望遠鏡の調整観測に明け暮れていましたら
すっかり土星のことを忘れていました。
調整観測と言いましても望遠鏡のそばにいるわけではありません。
ほぼ25℃くらいに調整された快適な部屋・制御室でコンピュータ画面とにらめっこ。
その夜のスケジュールで観測を続けていきますが、やはり気になるのは土星。
ちょっとした観測の合間に1.3mを向けては見ますが、ボケボケの土星ばかりです。
そんなことで自宅に設置してある惑星観測用望遠鏡のご登場となりました。

4月25日の19時過ぎ、カメラメーカーが発売しました新型アイピースのテスト観測を行いました。
目標天体はもちろん土星、
焦点距離5mmのアイピースのテストですから倍率は380倍ほどになります。
視野中心に導入してみると、思った以上に気流が良かったのです。
悩みました、このままテストを続けるか・・・
しかし、ホームページの観測画像更新を行っていなかったことを思い出したのです。
即、撮影機材へと交換してコンピュータをセット。
電動フォーカス装置で正確に焦点合わせを行います。
画面上で見る土星は、気流によるユレは多いながらも環の影や本体の模様などもわかります。
その後、雲の往来が激しくなりましたので画像処理作業を行うことにしました。

それでは久しぶりに撮影しました土星の姿を見ていただきましょう。

 

100425_saturn.jpg下が北半球です。
南半球側に映った環の影が見事ですね。
そして、残念ながら明瞭な縞模様は見られません。
その分細くなった土星環や影を楽しんでください。


撮影データ

撮影日時:4月25日21時12分頃撮影
撮影機材:31cm反射望遠鏡 XP24mm拡大撮影 ATK-2Cカメラ使用
撮 影 地:青葉区愛子東6丁目地内
撮 影 者:小石川正弘