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恐ろしや 画像処理

17日夕方、急速に晴れ間が広がってきました。
西の空には三日月がきれいに見えています。

そして東の空の中天近くには火星、右下の方にはおおいぬ座のシリウス。
瞬きの少ないようですから惑星観測には良いようです。
急いで観測準備。
しかし、天候は急変しました。
空全体にうす雲が広がってきたのです。
今のうちに観測してしまおうと愛用のカメラを取り付けて火星の撮像開始。
3カット撮像しただけで観測終了。
期待するほどの火星像は得られませんでしたので、画像処理は翌日に回しました。
18日午前中に画像処理、うす雲を通しての撮像でしたので
レジスタックス処理で出来上がった火星像は、
下のように大変ざらついたものとなってしまいました。

 

20100217_Ma03w80.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火星の模様はそこそこ見えていますので、何とかして模様をアブリ出したい!
そこで登場するのが天下一品の画像処理ソフト「ステライメージVer.6」です。
その中の画像復元に「最大エントロピー法」と言う処理をかけてみることにしました。
いろいろと試行錯誤を繰り返し復元された画像にビックリ!
見てください。
上の処理前の姿とは大違い、素晴らしい火星像に生まれ変わっていました。

  

20100217_Ma03w80t.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このような画像処理、やりすぎると大変なことになってしまいます。
何事も「ほどほど」が大切です。

                                                                                    小石川正弘


撮影データ
撮影日時:2月17日18時30分頃
撮影機材:31cm反射望遠鏡 XP24mm拡大撮影 ATK-2Cカメラ
     レジスタックス、ステライメージ、フォトショップにて画像処理
撮 影 地:青葉区愛子東6丁目地内
撮 影 者:小石川正弘