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天文Q&A.010 流星群ってなに?

Q.010

流星群ってなに?

A.010

毎年ほぼ同じ時期に、夜空のある一点から放射状に出現する流星の一群のことを流星群といいます。

流星は宇宙空間にただよっている塵や砂粒が地球の大気にぶつかり、それらが大気との摩擦により発光するという仕組みです。

流星群の元になる塵は、主に彗星が残していったものです。彗星は氷や塵でできており、太陽に近づいてくると氷がとけ、塵を宇宙空間に撒き散らしていきます。塵は彗星の軌道に沿って帯状に広がっていきます。地球は一年で太陽のまわりを回っており、彗星が撒き散らした塵の帯に地球がさしかかる時に流星群を見ることができます。また、塵の帯と地球の軌道が交わる位置はほぼ同じなので、毎年ほぼ同じ時期に流星群を見ることができます。

流星群を地上から見ると、流星が空のある一点から放射状に流れるように見えます。その点を放射点と呼んでいます。放射点のある星座の名前をとって○○○座流星群と呼びます。また、塵を撒き散らしていった彗星を流星群の母天体といいます。

流星群によって流れる速さや色、個数、母天体などが異なるので特徴を知っておくと、より楽しめるでしょう。

 

<主な流星群はこちら> 

流星群名

出現期間

☆しぶんぎ座 ※1

1/2-5

4月こと座

4/20-23

おとめ

3/26-4/27

みずがめη

5/3-10

みずがめδ

7/27-8/1

やぎα

7/25-8/10

☆ペルセウス

8/7-15

はくちょう座κ

8/10-31

10月りゅう座※2

10/8-9

オリオン

10/18-23

おうし

10/23-11/20

しし

11/14-19

☆ふたご

12/11-16

こぐま

12/21-23

 

☆印の3つの流星群は「三大流星群」とも呼ばれ、毎年ほぼ安定して多くの流星が流れます。

※1 もともとは「壁面しぶんぎ座」という星座に放射点があったため、この呼び方が慣例になっている。

※2 母天体の名をとって、ジャコビニ流星群と呼ばれていた。