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きれいに晴れましたが・・・

仙台地方、やっと鉛色の空から解放されそうです。
ペルセウス座流星群極大が終わった13日夕方あたりから
天候回復の兆しが見られました。

20時過ぎ、南東の隣家の屋根の上に黄金色で輝く木星が見えてきたので、
早速望遠鏡の防水カバーを外し、光軸をチェック。
若干ずれています。
主鏡の方はほとんどずれませんが、斜鏡は時々修正が必要になります。
その原因は、防水シートだけで屋外に保管していますので
極端な温度変化のために修正ネジが緩みやすいのです。
どの方向にずれるかは経験上わかっていますから簡単に修正できます。
その後、恒星で光軸をチェックするのですが、ピタッとあったときは
年甲斐もなくうれしくなってしまいます。
そして、ちらちらとペルセウス座流星群も数個見ることができました。

さて光軸修正後、高倍率にして恒星を見たとき、
あまりの気流の悪さに唖然としてしまいました。
次に木星を入れてみましたが・・・激しく揺れ動いています。
気流状態としては、最良を10とすれば2程度という悪いもの。
それでも透明度の良さに助けられてそこそこ模様は見えています。
思い切って観測することにしました。


 

090814Ju-HP.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衝突痕が見える経度でしたが、時間的に木星の西縁に移動していました。
もっと早い時間で見たとしても、気流の悪さで検出は不可能だったでしょう。
その他の模様では、南北赤道縞が大変目立っています。
そして矢印で示したのが、長期間にわたって見られている
永続白斑BCと呼ばれているものです。
白斑となっていますが、近年、赤色化が進んでいます。
うっすらと赤み帯びていることがわかるでしょう。
その他の模様については、あまりにもボケていますので
詳しい紹介は次回とすることにしましょう。

                                                                                    小石川正弘