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久しぶりにきれいな晴れ間

16日現在、仙台地方の梅雨明けはまだです。
そして来週には、今世紀中でも超ビックな天体ショー「皆既日食」が、
奄美大島方面で見られます。
仙台地方は部分日食ですが、ぜひとも晴れてほしいものです。

さて、15日の日中には前線が通過し、午後からは突風が吹いたりして荒れ模様でした。
雲間から見る空は、秋を思い起こさせるような澄み切った青空です。
このまま天候回復して「1.3m大型望遠鏡でいろいろな天体を観測してみたい」
と思っていましたが・・・だめでした。
夕方も雲が多い状態でした。
もしかすると夜半ころ晴れるのではと思い、ちょっと早めに寝ることにしました。

予想が的中!

23時過ぎには、多少雲はありますがきれいな星空です。
早速愛機を木星に向けて見ましたが、気流状態は最悪!
しかし透明度が良いので、急遽天文台での観測を行おうと家を出ました。

なんということでしょう。

天文台に到着したころから、西の空から雲がどんどん押し寄せてくるのです。
またまた雲間からの観測となりました。
しかし、時間がたっても雲が無くなりません。
というので、中分散分光器でのテスト観測を開始。
手順どおりに立ち上げを進めていきます。
スリットビュアーや観測カメラの調整を行いながら作業を進めていきます。
木星のスペクトルを撮ったところで、雲の切れ間が出てきました。
望遠鏡の光路をカセグレン焦点にして、木星のすぐ近くにいる海王星を見てみました。
もしかすると同架の15cm屈折望遠鏡直焦点で一緒に撮影できるのではと思いパチリ。
その写真を見ていただきましょう。

 

 

090716-Ju&Nep15cm.jpgやはり-2.8等の木星は明るい!
海王星は7.8等ですから、その明るさの違いは約24000倍となります。
そして、両惑星の角距離は40分ほどでした。
満月よりもちょっと大きいくらいの角距離ですね。

撮影後に再度1.3mで海王星を見てみました。
その色合いのきれいなこと、大型望遠鏡の威力を感じました。

小石川正弘


撮影データ

撮影日時:7月16日02時42分ころ
撮影機材:1.3m反射経緯台同架 15cmF9屈折望遠鏡直焦点
     キヤノンイオス5D ISO1600 露出10秒
     フォトショップにて画像処理
撮 影 者:小石川正弘