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6月23日に衝となった冥王星は、夏の天の川の中を移動中。といっても明るさは13等以下、
天文台の1.3m大型望遠鏡でないと見ることはできません。数年前までは第9番目の惑星でしたが、
今は準惑星に定義されています。そして、2006年9月8日、アメリカスミソニアン天文台内の小惑星
センターでは、冥王星を正式に小惑星の一覧に加え、小惑星番号134340番を割り振りました。
冥王星が観測の好機となると、どういうわけでしょうか、撮影したくなります。1.3m反射望遠鏡ができ
るまでは、自宅の31cm反射望遠鏡で撮影していました。いろいろな方法で検出作業を行うのですが、
なかなか面倒でした。特に、一晩だけの撮影から検出するとなると移動量も少ないことで大変。
今は、インターネットで大変詳しい星図を作成できますから、一つ一つ星をチェックしていきますと
見つかります。でも一番確実な方法は、日をおいて撮影したものと見比べることです。今は、コ
ンピュータソフトの中に「ブリンク法」というのがあり、それを使用しますと移動が明瞭にわかっ
てしまいます。
それでは下の3枚の写真から冥王星を探してみてください。
方角は上を北に合わせてあります。
見つかれば移動が良く分かることでしょう。
小石川正弘
撮影データ
撮影機材:1.3m 反射経緯台 カセグレン焦点 F-5 冷却CCDカメラ使用
ステライメージ及びフォトショップにて画像処理
6月24日23時40分27秒から 露出30秒間
6月26日01時11分11秒から 露出40秒間
6月27日00時13分14秒から 露出40秒間
撮影者:小石川正弘