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梅雨の晴れ間に

毎日毎日鉛色の空が続いている仙台地方です。
友人から「観測ができなくて、ゆっくり寝ることができるでしょう」と言われますが、
どうしても天候が気になります。

梅雨空と言っても雲の切れ間はできるもの。

その切れ間が6月29日と7月3日にできました。
今までの経験ですと「梅雨の晴れ間」は、意外と気流状態が良いのですが・・・
今年はちょっと変です。
二日間とも気流状態は、最良を10とすれば2~3程度だったのです。
モニター上に映し出された木星は、絶えずブヨブヨフニャフニャの状態。
それでも画像処理に期待しつつできるだけ多くの画像を撮影しました。
画像処理して出来上がった両日の木星像を見ていただきましょう。

 

090703HPjupiter.jpgボケてはいますが、今シーズンの木星面の特徴を良く捉えています。
中央に見えている目立つ二本の縞模様は、上が南赤道縞で下が北赤道縞です。
特に、北赤道縞のほうが複雑化していますね。
南赤道縞の上にもちょっと目立つ組織が見えていますが
良い気流時の観測で詳細を見てみることにします。

早く梅雨明けして、夏空の下で落ち着いた木星面を見たいものです。

小石川正弘

 

撮影機材:31cm反射望遠鏡 XP24mm拡大撮影 ATK-2Cカメラ
     レジスタックス及びフォトショップにて画像処理
観 測 地:青葉区愛子東6丁目地内
観 測 者:小石川正弘