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残念なことに所々にうす雲が出てきてました。
何で雲がと思いつつも頭の中をよぎったことは
「もしかすると気流が良いのでは・・・」ということでした。
観測道具を車に積み込み天文台へ。
1.3 m 大型望遠鏡を手順どおりの立ち上げを行い、早速土星に向けてみました。
案の定、気流状態は良いほうです。
早速撮影に取り掛かろうとしましたら、西方より雲がどんどん押し寄せてきたのです。
いつものように「何とかなるだろう」と思いながら雲間からの撮影となりました。
取得した画像を見てビックリ!
ナスミス眼視焦点で撮影された1枚画像の土星の中では、
一番良いものでした。
雲さえなければ、速いシャッタースピードが切れて
きっときれいな土星を写せたのに・・・
その後は、雲が多くなり20日01時過ぎまで観測不能となりました。
その間、冷却CCDカメラのブルーフラット処理の検討を行いながら天候回復を待ちました。
02時頃から急速に晴れてきたのです。
そして、全天雲監視モニターの画面には、南東の地平線近くには木星が捉えられていました。
しかし、1.3m大型望遠鏡を木星に向けてみてガッカリ!
表面模様すら見えないくらいの悪い気流状態となっていました。
しょうがなく、1.3mに同架されている15cm屈折望遠鏡直焦点で接近中の両惑星の撮影を行いました。
前回、ご紹介したときと比較してみましょう。
惑星の動き、特に木星がやぎ座の5.09等星に近づく様子は良くわかることでしょう。
03時過ぎまで気流は改善されませんでした。
土星観測が終了すると、今度は木星が観測好機となります。
いつになったら1.3m大型望遠鏡で最高の惑星観測条件にめぐり合えるのでしょうか。
地道に観測を続けていくことにしましょう。
小石川正弘
撮影データ
土星
撮影時刻:5月19日21時04分頃
撮影機材:1.3 m 大型望遠鏡ナスミス眼視焦点 XP24mm拡大撮影
キヤノン40D ISO1000 1.6秒露出
木星と海王星
撮影時刻:5月20日02時58分
撮影機材:1.3m大型望遠鏡同架 15cm F8 屈折望遠鏡直焦点
キヤノンイオス5D ISO1250 15秒露出
共通データ:フォトショップにて画像処理
撮影者:小石川正弘