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土星が入って変なしし座がなのですが、次回見ようとなると30年後となってしまいます。
しっかりと見ておいてください。
また、デジカメで記録し30年後に比較してみる、気のながぁーい方はいませんか。
さて、今までに何度となく1.3m大型望遠鏡で土星観測にチャレンジしてきましたが
残念ながら観測条件に恵まれていません。
どれくらいの撮影枚数となるのでしょうか。いつもボケた惑星写真ばかりです。
もちろん土星と同じように月の写真もボケボケばかりです。
ところで、1.3m大型望遠鏡には焦点型式が3種類あります。
皆さんが天体観望会で使用するときの「ナスミス眼視焦点」、
次に、冷却CCDカメラが常時装着されてある「カセグレン焦点」です。
この二つの焦点は、焦点距離(12,699mm)を半分にするような補正レンズが組み込まれてあります。
そして残るは「ナスミス分光焦点」になります。
月や惑星観測を行うときには、一番シンプルな光学系のカセグレン焦点で行いたいのですが
冷却CCDカメラ脱着は大変な作業となります。
「シンプルな光学系で惑星や月を観測してみたい」
そんな思いを抱いてきましたらやっと叶ったのです。
早速、昼間の金星に向けてみました。
白色で輝く4日月くらいの金星の姿は実に印象的でした。
次の目標は夜間の月や土星、そして明け方の木星観測でした。 しかし、今までに1.3mの性能を発揮できるような気流状態に恵まれていません。
それでも5月5日夜に、ちょっとした気流状態に恵まれました。約500倍で見てもそこそこの模様が見えています。そして、カメラを取り付けて撮影したのが右の写真となります。
土星の東側には、月齢10の月が見えています。
それに向けて直焦点にて撮影したのが下の2枚の写真になります。
撮影条件としては、うす雲を通しての写真ですから良くありません。
そこで変だとは思いませんか。
私一人で観測しているときに、どのようにして導入調整やピント合わせをしているのでしょう。
それは、望遠鏡制御メーカーさんの努力で「Wii」リモコンが使えるようになっているのです。
ナスミス多目的ステージ上で、Wiiリモコン操り月惑星観測を楽しんでいます。
なんと便利なことでしょう!
ベテランの月・惑星観測者から見れば驚くほどの写真ではありません。
しかし、シンプルなナスミス分光焦点で惑星観測できると確信しました。
文責:小石川正弘
撮影データ
撮影月日:5月5日 月:20時54分頃 土星:22時25分頃(6コマ合成)
撮影機材:1.3m反射経緯台ナスミス分光焦点 f:12,699mm
キヤノンイオス40D ISO1250 月の露出:1/250秒 土星の露出:1秒
ステライメージVer6及びフォトショップにて画像処理
撮 影 者:小石川正弘