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最近の観測は、天文台の1.3m反射望遠鏡ばかり使用していました。
朝方、観測を終えて帰宅すると愛用の31cm反射望遠鏡の姿がなんとなく寂しげでした。
「気流が良くなれば惑星観測に使ってあげるよ」と言い聞かせながら玄関に向かいます。
気流の良い状態が、12日日曜日の夜に訪れました。
空の状態はモヤっぽく良い透明度ではありません。
そんなときに限って気流が良いものです。
案の定、20時過ぎに愛器を土星に向けてビックリ!
気流が安定していて環の影がくっきり見えていたのです。
早速、観測機材を取り付けて撮像した12日の写真を見ていただきましょう。
透明度が悪かったせいか、カラーバランスが崩れてしまい黄色っぽくなっていますが、
本体の縞模様や環の様子が良くわかりますね。
これといった変化はありませんでした。
翌日13日夕方から透明度が悪いにもかかわらず、気流はよさそうでした。
18時30分頃、気流状態を確認するために31cm反射望遠鏡を土星に向けました。
えっ!北半球に小さな真っ黒の模様が見えたのです。
あたりを見ると、本体左下に土星最大の衛星・タイタンが見つかりました。
そうです。
本体の小さな黒い模様は、タイタンの影でした。
そこそこ気流状態も良かったので、久しぶりにタイタンの影を堪能しました。
下の解説写真を見てください。
タイタン・本体上のタイタンの影・環に映った本体の影と見ていくと
太陽光がどの方向から来ているのか一目瞭然ですね。
「土星面にできたホクロ」面白い現象を見ることができました。
小石川正弘
観測機材:31cm反射望遠鏡 XP24mm拡大 ATK-2Cカメラ使用
フォトショップにて画像処理
観 測 地:青葉区愛子東6丁目地内
観 測 者:小石川正弘