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新年明けましておめでとうございます。

年末年始にかけて、残念ながら良い観測日和には恵まれませんでした。
それでも夕方の愛犬の散歩のときに、南西の空にビガビガと輝く金星を見て
1.3m大型望遠鏡でも撮影してみようと思っていたのです。

それが、8日夕方に訪れました。
15時30分からの一般のお客様対象の大型望遠鏡解説が終わってから
ナスミス接眼部に取り付けられてあった24mm接眼鏡(265倍ほど)で見た瞬間
「これは撮影できるぞ!」と思いました。
今までにない良い気流でしたといっても、最良を10とすると2~3程度でした。

急いで車に積んである撮影機材を取りにいき、撮影した像を見ていただきましょう。

 

090108Venus.jpg

良いといってもやはりボケています。
大型望遠鏡で良い惑星写真を撮ろうとすると、気流状態としては5以上でないとだめなようです。
それでもきれいな半月上に撮影できました。

先日来たお客様に金星を見せましたなら「ずいぶん小さな月ですね」と感想を漏らしていました。
「いや、金星ですよ」といっても納得してくれません。
というので「クレーターは見えていますか」といったら納得してくれたのです。

これから金星は、地球と太陽の間に入り込んできます。
きれいな三日月状態となりますから、ぜひ本物のきれいなビガビガ金星を見てください。

撮影と文  天文台係 小石川


撮影データ

撮影日時:1月8日16時30分頃
使用機材:1.3m反射望遠鏡ナスミス焦点 拡大撮影
     キヤノンイオス5D ISO800 露出1/640秒
     大気補正プリズム使用

なお、画像はフォトショップにて画像処理済み