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小惑星 ファエトン

12月3日、ファエトンの撮影に成功しました。
ファエトンはふたご座流星群の母天体であることが知られています。

発見当時は1983TBという仮符号が付けられていましたが、
その軌道要素とふたご座流星群の軌道要素が一致することが判明し、
さらに、当時知られていた小惑星の中で太陽に最も接近することから
ギリシア神話の太陽神ヘリオスの息子パエトーン(ラテン語でファエトン)
の名が付けられました。

 

画像は時間をおいて撮影した2枚の画像を重ね合わせたものです。
(右側の画像は、左側の画像の中心部分を拡大したものです。)

 

日周運動で上下方向に動く恒星の中にひとつだけ左右方向に動いている天体があります。
それがファエトンです。

彗星に見られるようなコマやテイルはありませんが、
ふたご座流星群の母天体であることから、彗星の成れの果ての姿と考えられています。

 081203phaethon_w2.jpg   081203phaethon_z.jpg

   

 

 

 

 

 

 

  

 

 

撮影データ

撮影日時:2008年12月3日 1時4分、1時11分

撮影機材:カセグレン焦点冷却CCDカメラ

撮影者:小石川