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続報 土星観測

10月17日早朝、日課となっている愛犬の散歩のときです。

玄関を出て、白み始めた東の空に土星が輝いていました。

南天には、おおいぬ座のシリウス。

「おやっ、瞬きが少ないぞ!」

もしかしたら好気流かもと思い、土星に愛機を向けてみてビックリ!

低空にもかかわらず見事な気流です。

愛犬には悪いのですが、早速観測の準備に入りました。

いつもの手順で撮像を行い、それを画像処理した写真を見ていただきましょう。

 

081018sa02w65.jpg環はどんどん細くなっていますが、消失時期は来年の9月頃。

画像で上の方の南半球がよくみています。

環より下の北半球は、南半球と比較して暗めとなっているのが特徴でしょう。

何本かの縞模様も見えています。

また本体上に細い環の影も見えていますね。

環の中の詳細は分かりませんが、あかるいB環とその外側のカッシニの空隙が分かりました。

 

夕方の空には、惑星の王者・木星が輝いていますが、観測シーズンはまもなく終了します。

それに代わって土星が観測好期を迎えます。

15年に一度の環消失現象を捉えるべく、観測計画を作る時期になりました。

楽しみなのは、1.3m大型望遠鏡で観測できることです。

成果をお楽しみに。

                          天文台係 小石川正弘

■撮影データ

撮影日時:10月18日05時05分
撮影機材:31cm反射望遠鏡 XP24mm拡大撮影 ATK-2Cカメラ
       大気補正プリズム使用
撮影地:青葉区愛子東6丁目地内
撮影者:小石川