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9日の朝方、仙台地方は猛烈な降雨に襲われました。
不純な天候が続いていますが、夕方ころから天候が回復し南の空には、
上限を過ぎた月が見え始めました。
しかし、その後は厚い雲の中に隠れてしまいました。
天気予報によれば、10日朝方から晴れの予想。
もしかするとは晴れるのではと思い、早めの睡眠となりました。
案の定、深夜過ぎの空は快晴となり天文台へ。
現在行っている調整作業は、冷却CCDカメラの調整です。
コンピュータに向かっての悪戦苦闘が、05時ころまで続きました。
東の空が白み始めてきたところ、低空に見えている土星に1.3mを向けてみました。
低空の割には割合気流条件も良かったので、デジカメで拡大撮影を試みました。
さあ、最新の土星の姿を見てください。
ただし、あまり気流はよくないのでボケボケの姿です。
環は、だいぶ細くなっていますね。
来年9月は、土星環の消失を迎えます。
消失といっても無くなるわけではありません。
超薄っぺらな土星環が、地球方向に向くために見えなくなるだけです。
しかし、消失期には太陽方向に位置しているために残念ながら見ることは不可能です。
細くなった土星環の観望好機は、来年春から初夏にかけてとなります。
15年に一度の細くなった土星環を、是非1.3m大型望遠鏡で見てください!
天文台係 小石川川正弘
■撮影データ
撮影日時:2008年10月10日04h44m
撮影機材:1.3m反射望遠鏡ナスミス焦点 XP24mm拡大撮影
キヤノンイオス5D ISO800 露出1秒 大気差補正プリズム使用
撮影者:小石川正弘