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いやぁー、仙台地方の天候が安定しません。
晴れたと思ったらすぐに雲の来襲、雨もパラパラ降ることもたびたび。
その度に自宅望遠鏡の防水カバーを掛けたり外したりで大変です。
1.3m大型望遠鏡を使用したいのですが、
天候が安定しないのでは十分な観測はできません。
即、観測可能状態となっている自宅の望遠鏡を多用してしまいます。
いろいろな夏の天体画像をご紹介したいのですが
やはり旬の木星を見ていただきましょう。
木星面の名所、大赤斑が東縁(右側)から見えてきました。(写真1)
その1時間後、自転とともに大赤斑が中央へと移動してきて(写真2)
写真3で西縁に移動していく様子を紹介しました。
写真3の写真で、大赤斑の左上のに見えている小天体は、
今まさに木星本体に隠れそうな第Ⅲ衛星ガニメデの姿です。
また、写真1で、大赤斑左上にある小さな白斑は、
永続白斑BAと呼ばれているものです。
縞模様については、大赤斑が位置している南半球側が複雑ですね。
特に一番太く見えている南赤道縞は、全経度に渡って複雑となっています。
反面、北半球に関しては平穏な様子として観測されています。
来年は「国際天文年」の年、ガリレオが望遠鏡で初観測して400年!
それを記念して、世界規模でいろいろなイベントが行われます。
ガリレオも体験した木星観測を、1.3m大型望遠鏡で行ってみませんか。
撮影データ
写真1: 8月15日21時12分 CMⅠ:15.1°CMⅡ: 84.6° CMⅢ: 84.8°
写真2: 8月15日22時02分 CMⅠ:45.6°CMⅡ:114.8° CMⅢ:115.0
写真3: 8月 8日22時47分 CMⅠ:47.4°CMⅡ:169.9° CMⅢ:168.2
(CMⅠ、Ⅱ、Ⅲは、木星面の中央経度をあらわしています)
共通データ
31cm反射望遠鏡 XP24mm拡大撮影 ATK-2Cカメラ使用
レジスタックス及びステライメージVer-6にて画像処理
観測者:天文台係・小石川
撮影地:青葉区愛子東6丁目地内