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1.3m大型望遠鏡で木星初観測

8月2日、土曜の夜はサタ・スタ。
多少雲が出ていましたが、そこそこの観測条件に恵まれました。
観望会担当のM君が、資料片手に観望会の準備をしています。
観望会開始前にベガに1.3m望遠鏡を向けてみたら気流もよさそうです。
木星観測が楽しみになりました。

ただし、ベガと木星の地平高度が違います。
多少心配しながら低空の木星を導入。
案の定、地平線近くの悪気流を受けボヤボヤ状態の木星面でした。
それでも模様の詳細は見えませんが、数本の縞模様は十分キャッチできました。
そして、自宅の31cm反射望遠鏡よりは、縞模様の色合いが大変よくわかりました。
大口径の威力です!

080802jupiter.jpg

しかし、低空の観測ではいろいろと厄介なことも起きてしまいます。大気がプリズムの働きをしてしまい、惑星像周辺に色が付いてしまうことです。
解決策としては、特殊なプリズムを使用して消去してしまう方法があります。
自宅で使用している装置を使用して次回挑戦してみましょう。

また、望遠鏡を外気温に十分に慣れさせることも大切です。
現在、大型望遠鏡案内解説は営業時間フル回転。
観測室内は、太陽熱や参加者から出る熱によって最悪の状態。
やはり、大勢の見学者が一段落する夏休み明けに
高分解の木星画像にチャレンジしてみたいと考えています。

 

撮影データ

日    時:8月2日20時10分
撮影機材:1.3m眼視用ナスミス焦点 LE30mmアイピース拡大撮影
     キヤノンイオス5D ISO400  露出:1/10秒
撮 影 者:天文台係 小石川