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梅雨の晴れ間に

今日12日は、開台2回目の土曜日。たくさんのお客様に囲まれながら1.3m大型望遠鏡解説です。そして、雲の飛来はあるものの、きれいな梅雨の晴れ間が広がりました。久しぶりのきれいな晴れ間を見ながら、思い切って太陽のそばの金星と水星に1.3m大型望遠鏡を向けてみることにしました。

まずはマイナス3.9等で視直径9.8秒の金星です。太陽からの離角は9度しか離れていません。明るい視野内にまるい形の金星が導入されました。気流状態もよさそうです。そばにいました同僚の佐々木先生から「写真を撮りましょう」とのリクエスト。早速ナスミス接眼部に愛用のデジカメを取り付けて直焦点撮影しました。次に、太陽からの離角が18度の水星に向けて撮影。明るさマイナス0.6等で視直径6.3秒ですから、金星より探すのがちょっと大変。でも、そこは1.3mです。難なく見つけることができました。よく見てみると半月よりちょっと膨らんだ形の確認できました。

金星は6月9日の外合を過ぎたばかりです。間もなく夕方の空に見つけることができるでしょう。また、水星は、7月2日が西方最大離角でした。これから太陽に近づいていきますので見つけることは難しくなるでしょう。次回見やすくなるのは、9月11日の東方最大離角となります。

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撮影データ
撮 影 日:7月12日10時過ぎ
使用機材:1.3m反射経緯台ナスミス焦点 キヤノンイオス5D ISO100
      金星のシャッタースピード1/3200秒
      水星のシャッタースピード1/1250秒
撮 影 者:小石川