仙台市天文台
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東北大学理学部 助手 李 宇a 氏



イラスト/池辺 由加里

2005年11月19日(土)
13:00から15:00まで。
仙台市天文台 講義室にて
料金:30円

講演「X線でみる高密度天体」

 重い星や連星などは、一生の最期に大爆発を起こします。これが超新星爆発です。超新星爆発を起こした星の中心には、中性子星と呼ばれる天体が残ります。
 中性子星はとても小さく、半径は10km程度しかありませんが、重さは太陽と同じくらいにもなります。密度はとても高くて、角砂糖1個分が10億tくらいですから驚いてしまいますね。
  このような中性子星を観測すると、その外側や内側でさまざまな興味深い現象が起こっているのがわかります。ここでは特に、連星系の中性子星に注目し、X線による観測のいくつかを紹介します。X線は大気に吸収されるので、人工衛星から観測します。中性子星から出るX線は、わたしたちにどのような星の姿を教えてくれるのでしょう。



     東北大学理学部  李 宇a(リ ウミン) 先生より
 

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