仙台市天文台
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<冥王星

■月よりやや小さく、重さも地球の500分の1です。太陽から遠く離れているため、太陽から受けるエネルギーは地球の0.0006倍となります。そのため、表面は氷でおおわれています。
■公転軌道は少しつぶれた だ円軌道をしていること、黄道面に対して17度ほど傾いていることが冥王星の公転の特徴です。そのため、1979年1月から1999年2月までは、海王星より太陽に近くなりました。
■1930年にアメリカのトンボーによって発見されました。距離が遠いことと、探査機が未到達であることから、表面の様子は良く分かっていません。
■2006年1月にアメリカが打ち上げた無人探査機「ニューホライズン」は、2015年7月に冥王星に近づく予定となっており、素顔が解明されることが期待されている。


冥王星の位置


冥王星の位置図

この図は2003年から2008年までの毎年1月1日の位置の概略を示すものです。
冥王星の明るさは14等程度ですので、肉眼だけでは見えません。



2007年4月15日 冥王星の移動

2006年8月24日の冥王星の姿

2003年6月17日の冥王星

 

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