仙台市天文台
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2004年11月の黄道光

しし座流星群の観測に出かけた
仙台天文同好会の佐藤孝悦氏が撮影しました。


流星の数は期待したほどではありませんでしたが、
代わりに、 見事な黄道光を写真にとらえることができたそうです。



撮影を行った時間では火星も出現していたはずですが
木々の陰になっていたようです。
下図を参考にしていただくとおとめ座の中に輝く木星と
その周辺に広がる黄道光を確認していただけると思います。


黄道光(こうどうこう)
1月〜3月ころの日没後の西空と、10月〜11月の夜明け前の東の空に淡い舌状の光の帯が黄道に沿って見られます。これを「黄道光」と呼んでいます。黄道面付近に集まった微粒子(1ミクロンから10ミクロン程度)による太陽光の散乱によるものと考えられ、とても淡いために空の暗い場所でしか見えません。
 

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