仙台市天文台
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冬に楽しめる星雲(2007年10月)

 14日日曜日の午前1時ごろからすばらしい透明度に恵まれました。早速、愛機を天頂近くで輝く火星に向けてみましたが、気流状態は良くありません。早々に火星観測をあきらめ超新星捜索に切り替えました。愛機をコンピュータ制御にし、画面上に表示される銀河を次々に撮影していきます。ふっと南天に目をやると、冬の星座の王者オリオン座が見えています。これだけ透明度が良いとすばらしいオリオン大星雲が撮れるのではと思い撮影したのが上の写真です。デジカメは、結果がすぐわかりますから便利です!すばらしい大星雲の写真を撮ることができました。淡い星雲にもチャレンジしてみようとなり、M43とM78(ウルトラの星)にも向けてみました。淡いところまで映っていて、今までで一番良い写真を撮ることができました。これもすばらしい透明度のお陰です。しかし、早朝6時頃の路上温度計は、4℃を示していました。
解説 : 小石川

 

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