仙台市天文台
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捉えた!ロニオス彗星(C/2007 F1)
2007年10月22日

ロニオス彗星(C/2007F2)

 22日月曜日の夕方は、すばらしい透明度に恵まれ、西の地平線まですっかり晴れ上がっていました。夕方西空の中にちょっと気がかりな天体がありました。今年の3月19日にアメリカローエル天文台で発見された彗星です。発見時は19.5等級と大変暗かったのですが、10月28日の太陽接近につれて明るさを増してきました。予想では4等級。肉眼でも見られる明るさですが、残念ながら夕焼け空の中での太陽接近となりました。撮影当日は、自動導入を頼りにして撮影に成功しました。彗星特有の色合いが良く出ています。また、使用した31cm反射望遠鏡の低倍率で薄明かりが残る空に眼視でも確認できました。
 これからロニオス彗星は、どのような変化を見せてくれるのでしょうか。

解説 : 小石川

 

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