４日午後は、新天文台での作業でした。１７時過ぎに錦ケ丘を後にしたのですが、車のフロントガラスの水滴は凍結していました。山は雪模様で、風に飛ばされた雪が舞っています。「今夜はゆっくり眠れるかな」なんて思いながら帰宅し、夕食後くつろいでいましたら西空からどんどん晴れ始めました。先ほどまで降雪だったのに。急いで撮影の準備です。頭上に見えているペルセウス座の中に肉眼でもホームズ彗星が見えています。最近、カメラのデジタル化によって撮影は大変楽になりました。たとえば、カメラに付属するインターバルタイマーを使用して露出時間、撮影コマ数を設定してやると自動的に行ってくれますし、撮影結果もモニター画面でチェックできます。自動的に行っている間、他の観測が可能となりますが、あっちこっちと動き回りますから、かえって忙しくなってしまいました。
この日は、広角レンズを使用しアンドロメダ大星雲をいれて撮影してみました。（上の写真）明るさの比較が出来ますね。パッと見ると4.4等のアンドロメダ大星雲より若干明るいようです。約4等と見積もってみました。下の写真は、7枚の画像をコンピュータ処理によって重ね合わせたものですが、これと言った変化は見られませんでした。
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