ホームズ彗星　その１０　
2007年11月15日

15日夜は、なんとなく透明度が悪くホームズ彗星の観測が危ぶまれましたが、時間とともに高度が高くなり透明度もよくなりましたので、22時過ぎから撮影を開始しました。 　31cm反射望遠鏡直焦点の視野からはみ出てしまうほどの大きさになりましたので（下の写真）観測機材を変更しなければなりません。機材庫を探していたら、しばらく使っていない10cm短焦点屈折望遠鏡がありました。以前惑星観測用に使用していた赤道儀に載せて撮影したのが上の写真です。左上の明るい星は、1.8等星のペルセウス座α星です。それにしても大きな姿ですね。左側に尾らしきものが伸びてきました。そして、３等台の明るさを保っていますから肉眼でも充分見えます。良く見たい方は、是非双眼鏡を使用してください。 　これから月明かりで見づらくなりますが、どんな変化が起きるのか誰もわかりません。追跡観察をお願いいたします。

解説　：　小石川

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