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シュワスマン・ワハマン彗星(73P)

C核の動き (□…C核 0時の位置)

 およそ5.4年周期でめぐる彗星が2006年5月に大接近し、肉眼彗星になるのではないかと期待されています。
 シュワスマン・ワハマン第3周期彗星は、1930年にドイツで発見されました。
 この彗星は、これまでに核が分裂したことが確認されており、いちばん明るくしっかりしているのがC核です。C核は最接近時に地球まで約1,200万kmまで近づき、3等級の明るさになると見込まれています。この頃、1日に7°という速さで星の間を移動していくので、毎晩違ったところに姿を見せるようになります。。
 2番目に明るいB核も、2006年5月には5〜6等級くらいの明るさに達し、肉眼彗星になるかもしれません。
 
◆お詫び◆
※ 解説文の中で、C核の地球までの接近距離について、正確な単位が抜けておりました。大変ご迷惑をおかけしました。 (訂正 2006年4月19日)


観 測 画 像
2006年5月24日
2006年5月17日
2006年5月15日
2006年5月12日
2006年5月 5日
2006年4月29日
2006年 4月23日
2006年 4月22日
2006年 4月17日
2006年 4月 9日
2006年 4月 4日
2006年 3月25日
2006年 3月 9日
2006年 3月 7日

 

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