【プレスリリース】最接近した火星を撮影しました!

報道関係各位

平成28年6月1日

仙台市天文台が"火星"を撮影しました!

~画像提供します!!~

 

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 このたび仙台市天文台では, "火星最接近"の天文現象について,鮮明な火星画像を撮影しました。

火星は,太陽の周りを約687日で回っているため,約365日で回っている地球と約2年2ヶ月ごとに近づきます。2016年は5月31日に地球と火星が最も近づき,地球から一番遠い時の7分の1程の7,528万㎞まで近づきました。

 

<大きさと明るさの変化>

 普段よりも地球と火星との距離が近くなったことで,より明るい姿を見ることができました。また,望遠鏡で観察すると,火星が近づくにつれて,見た目のサイズが大きくなっている様子もわかります。

 

<模様も見える>

 火星の大部分は鉄サビのような酸化鉄成分を含む砂に覆われ赤い大地が広がっていますが,黒い模様は玄武岩です。富士山やハワイの火山と同じ岩石で,地球上でもよく見られる岩石のひとつです。

 22日の画像に見える模様は左上「アキダリア平原」、右「子午線地方」、下「真珠の地方」と名前がついています。31日の画像に見える模様は左上「北方広域」、中央から右にかけて「大シュルティス高原」、「テュレナ地方」、「ヘスペリア高原」が広がっています。また,画像右下に見える白っぽい模様はドライアイスの塊です。

 

<火星の今後>

 今後は徐々に地球から遠ざかり,暗くなっていく火星を見送ることになります。年内は火星を観察することができますので、明るさの変化にご注目ください。2年ぶりに接近した火星の魅力を,ぜひ市民のみなさまへ周知していただければと思います。

次回の火星接近は2018年7月です。

 

 今回撮影した画像の数々を,報道用資料としてご提供させていただきます。天文観測ページに,画像の一覧をまとめました(こちら。メール添付等により生の画像データ(カラー)の提供が可能です。ご希望の際は,下記までご連絡ください。

 

 

<お問合せ>

仙台市天文台

〒989-3123 仙台市青葉区錦ケ丘9丁目29-32  TEL 022-391-1300  FAX 022-391-1301

 

※火星接近ウェブサイト http://www.sendai-astro.jp/observation/blog/2015/12/2016-1.html

※「2016/05/31 火星接近」ウェブサイト http://www.sendai-astro.jp/observation/blog/2016/05/20160531.html