【プレスリリース】"宇宙のクリスマスツリー"をキャッチしました!

仙台市天文台が、"宇宙のクリスマスツリー"をキャッチしました!

冬の天の川にあるNGC2264は「いっかくじゅう座」の方向にあり、散光星雲と散開星団が重なっているところです。L.Sコープランドは、それが矢じり形をしていることから“クリスマスツリー”と呼んだそうで、それ以来、“クリスマスツリー星団”などとも呼ばれ、親しまれています。
このたび仙台市天文台では、この夜空に輝く“クリスマスツリー”を撮影いたしました。地球から約2,600光年の距離にあり、肉眼では見ることはできないこの星団。紀元前に放たれた光が、今ようやく地球に届いて見えていると思うと、その存在はさらにロマンチックに感じられます。

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真ん中で輝く明るい恒星(4.7等星)をツリーの根元に見立てると、矢じり型はこんな感じにも見えますよね。


tree.jpg観測日時:11月29日00時50分頃撮影
露出時間 90s 6コマコンポジット
使用機材 天文台観察室 250mmBRCアストロカメラキヤノンイオス5D ISO1250
撮影者:天文台係 小石川

撮影者のコメント
「撮影した夜は、久しぶりに良い透明度に恵まれ、冬の大三角の中を横切る淡い天の川も確認できました。その中にあるクリスマスツリー状の星並びは、双眼鏡で見てもきれいでした。」