7月6日現在、梅雨本番！
鉛色の雲を見上げながら「いつ晴れるのやら・・・」と独り言。
でも、近い内憂鬱な梅雨も終わることでしょう。

6月下旬、梅雨の晴れ間を利用し合わなくなってしまった
冷却CCDカメラ用フラット画像の再取得を行いました。
すべての作業が終わって、夏の天体で試写してみようとなり
天頂付近にさしかかった夏の星座・こぎつね座に向けられました。
目標天体は惑星状星雲のM27。
早速撮影開始。
RとV画像の露出時間は120秒、Bだけは150秒としました。
それらをマカリでフラット補正し、ステライメージで各種補正と合成作業を行い、
フォトショップで完成させました。
その画像を見ていただきましょう。
フラット補正画像も大変良くマッチングし、きれいな画像が完成しました。

M27は明るさ7.6等の大きな惑星状星雲で、別名あれい状星雲とも呼ばれています。。
ひとみ望遠鏡を使用し、月明かりのない好条件下で見る姿は圧巻ですよ。

小石川正弘

撮影日：2012年6月30日00時40分頃
　　　　1.3mひとみ望遠鏡カセグレン焦点　f4.85　冷却CCDカメラ使用