1.3m大型望遠鏡に搭載されている仙台冷却CCDカメラは大変性能の良いカメラです。
カメラ内は高真空度に保たれ、マイナス100℃まで常時冷却されています。
大変性能が良いといいましても、得られる画像は白黒!それをカラー化するためには、
赤・緑・青の三色フィルターを使用して撮影したものをコンピュータで
「三色合成」という面倒な作業を行ってカラー写真に仕上げるのです。
そのほかにも専用ソフトを使用して、実にいろいろな画像補正作業を行わないといけません。
特に特注カメラの場合、手探りの状態でいろいろな作業を行うのです。
昨年末頃から行ってきた三色合成作業も、
前回よりやっとお見せできるような画像ができるようになってきました。
その第二弾として「りょうけん座の M51 銀河」の姿を見ていただきましょう。
撮影月日:3月21日 赤=02時20分から 90秒露光
緑=02時10分から100秒露光
青=02時14分から170秒露光
撮影機材:1.3m反射経緯台 カセグレン焦点 F5
フォトショップ及びステライメージVer.6 にて画像処理
撮 影 者:小石川正弘